伝えたい曲『はじめの一歩』


今週、教室生3人が小学校に入学しました。おめでとうございます!

小学一年生に限らず、誰もが学年が上がって担任の先生やクラスも変わって、緊張しながら新生活を迎えていることでしょう。

先月から、音感が付いてきた生徒さんと一緒に、『はじめの一歩』という歌をレッスンの最後に歌っています。

普段歌っている童謡などに比べると、音程の高低差があって少し難しいので、3月と4月と2ヶ月をかけて歌い込んでいます。

音楽に携わる人間が出来ることの1つとして、心に勇気を与えるような応援歌を伝えていきたいと思っています。

歌詞を紹介します。2番の歌詞などは、私達大人にもグッと来るものがあり、優しいのに力強さも合わせ持つ曲です。


『はじめの一歩』

        新沢としひこ 作詞
        中川ひろたか 作曲

小さな鳥が うたっているよ
ぼくらに 朝が おとずれたよと
きのうとちがう あさひがのぼる
川のながれも かがやいている
はじめの一歩 あしたに一歩
きょうから なにもかもが
あたらしい
はじめの一歩 あしたに一歩
勇気をもって 大きく 
一歩歩き出せ

信じることを わすれちゃいけない
かならず 朝は おとずれるから
ぼくらの夢を なくしちゃいけない
きっと いつかは かなうはずだよ
はじめの一歩 あしたに一歩
きょうから なにもかもが 
あたらしい
はじめの一歩 あしたに一歩
生まれかわって 大きく
一歩歩きだせ


新しいことを始める時は、大人でも怖いし不安ですよね。勇気を出してチャレンジ出来る人になって欲しいなぁ、と思います。

ところで、私の声が変化したきっかけは、目の前で声楽の先生が歌ってくれたり、一緒に歌ってくれたことです。

先生の声の振動を身体で直に感じて、懸命に同調させようとしていたら、化学変化のように声が良くなって驚きました!

だから、私も生徒さんと一緒に歌っています。ピアノの音程 ( 平均律 ) ではなく、ピタゴラス音律の音程で歌っています。

バイオリンなどの弦楽器もメロディーはピタゴラス音律で演奏されます。この音程の方が、聴く人に心地良く響きます。

最近、何人もの生徒さんから、「ママ ( パパ ) ( ジージ ) から歌が上手だね、とほめられた!」と聞くようになりました。

宿題にしていないのに、家でも歌の練習をしたり、メロディーを弾いてみたりなど、その子なりに楽しんでいる様子です。

伸びやかな歌声は、歌詞の真っ直ぐでポジティブな気持ちが表現されていて、とっても素敵です!

久しぶりに教室を見学されたKちゃんのお父様からも「いい曲ですね!」とコメントを頂きました。ありがとうございます♪

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指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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