小学校2年生のKちゃんのレッスンの時、楽譜に可愛い付箋が何枚も貼ってあるのに気付きました。
私も宿題の曲に付箋を貼ることがありますが、その付箋は、すでに終了している曲に貼り付けてありました。
不思議に思ったので、「Kちゃん、どうして付箋を貼ったの?」と聞くと、
「明日がパパの誕生日だから、その時にピアノを弾こうと思って曲を選んだの!」と答えが帰ってきました。
選んだ3曲の中の一曲は、もちろん『ハッピーバースデー』でした。
私がレッスンでこの曲を生徒さん達に教える時は、「家族のお誕生日に弾いてあげられるね!」と言っています。
仕事を頑張っているお父様のために、ピアノを弾いて愛情を表現しようとしているKちゃん。心が素敵だな、と思いました💓
弾く曲を自分で考えて選んでいることも、一種の演出であり素晴らしいです。私がお父さんだったら、感動してしまいます🥹
「Kちゃんがピアノを弾いたら、きっとパパ喜ぶよ!」と声掛けしました。
ピアノ演奏が決して特別なものではなく、家庭のイベントの一部となっているのが、指導者としては嬉しい限りです✨
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