合唱コンクールの楽譜を見て感心したことは?


中学生の合唱コンクールの季節になりました。伴奏の練習をしている人達は、誰もが仕上げの段階に入っていることでしょう。

教室生の中学3年生のMさんも、昨年に引き続き今年も伴奏を担当することになりました♪

合唱の伴奏の譜面は、音楽の先生からコピーを渡されますが、本番に向けて厚紙に貼ってくるようにアドバイスしています。

Mさんの楽譜は、ピンと貼られた状態で、楽譜を繋ぐ部分も反射を防ぐ白のマットタイプのテープが使用されています。

しかも、使ううちに角がよれるのを防ぐために、楽譜の周り全体にピンクのマスキングテープまできちんと施されています⤴️

「すごくキレイだけれど、自分で貼ったの?」と聞いたら「いいえ、違います」と答えたので、お母さんかと思いました。

ところが、なんと答えは「お父さんが作りました。」でした😲家族の中で、お父さんが一番手先が器用だからだそうです。

たぶん、私が作るよりも丁寧で綺麗で、他の生徒さんの見本にしたいくらいの仕上がりです✨

以前、Mさんは「合唱の伴奏の楽譜は譜面が小さくて音符が沢山で見づらいしストレスを感じます😓」と言っていました。

「最初に拡大コピーをすれば、見やすくなって書き込みも出来るし、読み間違いも防げるよ!」とアドバイスしました。

だから、今回のMさんは、2つのサイズの完璧な伴奏楽譜を持参しています。(もちろん両方共にお父様の手によるもの😁)

中学生くらいになると思春期のために、父と娘の会話や交流は少なくなるご家庭も多いかと思います。

だから、レッスンの度に、Mさんを間接的に応援するお父様の愛情が伝わる素敵な楽譜だなぁ、と感じています😊

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指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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