ピアノの先生は、子どもが下校する時間帯から始まる仕事なので、自分の子どもの宿題を見てあげられないことが多い。
だから、宿題はセルフサービスになる。当然、子どもは自分で宿題をやるか全然やらないかになる。
この状況は、上手くいけば自立心を育てるが、時に勉強に遅れを取ってしまうこともある。つまり、リスキーな環境と言える。
やむを得ず、休日に勉強を見てあげようとするが、子どもが嫌がるために、毎回ポイントだけ伝えて終了する。
もし、子育てママの偏差値があったとしたら、仕事を頑張るピアノの先生は、教育部門で底辺の数字を叩き出すに違いない。
話題の教育本を読んで自分との落差に少しだけ落ち込むが、働く背中を見せるのが本当の教育だと思って割り切っている。
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