記事を盗作しているピアノの先生に伝えたいことは?

2021年12月07日 10:25
カテゴリ: ブログあるある


世の中には、他人の記事を無断で盗作して収入を得ようと考える人がいる。

私の記事も、他の音楽教室のHPでピアノを習いたい人への読み物として、無断で掲載されていた。

そのパクりの実例を少しだけ紹介。
オリジナル→リライトの順。
(ちなみに、題名と見出しの例)

 【ピアノの適性とは?】
  →ピアノに向いている人とは?

 【ピアノが大好き】
  →ピアノが好き

 【1人でも平気】
  →1人の時間が好き

 【コツコツ型】
  →努力家

 【ポジティブ思考】
  →ポジティブシンキング

 【表現力が豊か】
  →感受性が豊か

このパクり方に、苦笑いをする人もいるかもしれない。

このように、丸パクりを避けるために、似た意味の言葉に変えてを書き直していくのが盗作(リライト)だ。

そうやって出来上がった記事は、構成も内容も、気味が悪い程に全くソックリだ。(盗作だから当たり前なのだが。)

ちなみに、私は文のリズム感を大切にしている。また、一文の文字数を少なくして、読みやすさを心掛けている。

だから、リライトの文章を読むと、ちぐはぐな印象を受ける。『付け焼き刃』という言葉がピッタリだ。

バレないと思っていても、普段から本を読み込んでいる人や文章を書く人間が読めば、不自然な文章は一目瞭然だ。

まず、文全体に統一感が無い。更に、修飾を加えられ不自然な長文(メタボ状態)になっている。

絵に例えれば、他人が書いた絵に、適当に違う色を塗り重ねて、自分の作品として発表しているのと同じ行為だ。

だから、許可なく他人の文章や内容を営業目的のホームページなどに掲載することは、立派な著作権侵害に当たる。

懲役や罰金を課せられる犯罪行為だ。

実は、著作権侵害の請求金額や罰金は高額になる。その感性や技術を得るためにかけた時間や費用も計算されるからだ。

同じピアノの先生なら、その文章を書くために、どれだけの練習、経験、費用を積み上げてきたか、実感出来るはずだ。

そもそも、他人の長い文章を、いちいち類義語に書き換えていくことは、とてもつまらない作業なのではないか。

それに、記事に共感して入会した生徒さん達に、後ろめたい気持ちにならずに堂々と胸を張っていられるだろうか?

もう、そんな事は辞めて、自分で1から書いてみよう。音楽で培った表現力は、文章の表現にも応用出来るはずだ。

ピアノへの情熱や生徒さんとのレッスン経験など、あなた自身が、すでに沢山持っていることを自覚しよう。

他人の文章に捕らわれず、自分自身の感覚を思い出して、最初はメモでもいいから、とにかく書き始めてみよう。

ホームページやブログを訪れる読者は、ピアノの先生に作家レベルの文章力を求めているわけでは決してない。

文章を通して、ただ、どんな先生なのかを知りたいだけなのだ。

そのためには、自分の言葉で伝えるのが一番大事だ。文章にも、人それぞれの個性が表れる。それは、持ち味なのだ。

その方が、『自分の言葉や感性に共感してくれる相性の良い生徒さん』に出合える可能性が高くなるだろう。

※複数のピアノ(音楽)教室のHPから私の文章の盗作(リライト)を発見して、本当に驚いたので、今回の記事を書きました。

皆さん自身は、他人の経験や思いを込めた文章をコピペして自分のHPに載せている先生から、ピアノを習いたいですか?

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