年末の風物詩?ヨガの太陽礼拝108回を初体験!

2023年12月28日 08:26
カテゴリ: ピアノと身体


ヨガを始めて、約一年が経った。

始めた頃は、「地味な動きでつまらないなぁ」と時間が長く感じたけれど、最近はそうでもなくなった。

今まで参加した回数は、合計37回。上達したかと言われると微妙だが、正しいポーズのイメージは描けるようになった。

体重は減ったかといえと、逆に増えた。筋肉量が増えたのだと思いたいが、実は食べる量も増えてしまっているのが理由だ。

週5でジムに通っている音楽仲間には、「ヨガで痩せようなんて甘いわよ。」と言われてしまった。

身体を鍛えるエキスパートである彼女によると、週一のヨガで痩せる効果は無いらしい。

そんなある日、「もう年末なので、今日は太陽礼拝108回をやります!」と先生が言った。

太陽礼拝とは、ヨガの基本的な一連の動きのことで、それを108回連続で行うというのだ。

除夜の鐘と同じように108回行うことで煩悩を払うらしい。

そして、人生初の太陽礼拝108回が始まった。

最初は余裕だった。太陽礼拝には、そんなにきついポーズは入っていない。

しかし、、、。とにかく長いのである。延々と同じ事を繰り返すのは、やはり苦痛に感じる。

感覚としては、1000本ノックとお百度参りを足して2で割ったようなイメージだ。

先生も、それを知っているから、生徒が対面してお互いが見える配置にしている。サボったら、一人だけ目立ってしまう。

60回を超えたあたりから、汗がダラダラと流れてきた。

ヨガで汗が出るの?と疑問に思う方もいるかもしれない。

太陽礼拝では呼吸も意識する。先生が「吸って!」「吐いて!」という言葉を言い続けるからだ。

つまり、深呼吸を繰り返すことで内臓が温まり、徐々に身体の代謝が上がってゆくのだ。

それだけでなく、身体の柔軟性が一気に増してきた。自分の身体じゃない気がする程だ。不思議である。

ピアノでも、同じ練習を何度も繰り返していると、ある瞬間から上手くなったり簡単に感じたりすることがある。

極端な程の回数の反復練習は、小さな変化や奇跡を生むのである。ヨガでも同じなのだろうなと思った。

先生のメリハリを付けた掛け声や、みんなの視線もあり、ついに108回を無事に終えることが出来た。

終わったあと、思っていたよりラクだったなぁ、と感じた。そこまで身体の疲労を感じなかったからだ。

だが、二日後、、、しっかり筋肉痛になってしまった。(つまり、老化現象。)

108回の太陽礼拝は、心身の雑巾がけ(大掃除)をしているような感じで、確かにスッキリした気分になった。

ヨガの先生へ。先生の言葉から学ぶことが多かったです。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします♪

※驚くことに、太陽礼拝108回のあと、ウエストが少し細くなっていた。(でも、年末年始の暴食で元通りかも。)

●ヨガを始めて気付いたこととは?
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