ヨガ教室で気付いた!教室に通うことの大事さとは?

2023年02月13日 10:25
カテゴリ: ピアノと身体


ピアノレッスンを始めて半年位の大人の生徒さんが言う。

「最初は、ピアノアプリや動画でピアノを学ぼうとしたけれど思うように弾けなくて、、。教室に通ったら弾けるようになって、本当に良かったです。」

実は、私もヨガで似たような経験をしている。

コロナ禍に入って、生徒さんに感染させる可能性を極力低くしようと、身体を動かす習い事は全て辞めてしまった。

でも、体脂肪が増えた身体を整えようと、1年前からYouTubeを見ながら、すき間時間に10分程度のヨガをしていた。

その日の気分で、軽い内容にしたり、時間を増やしたりしていたが、だんだん物足りなくなった。

そして、最近、やっとヨガ教室に通い始めたのだ。

その教室は20人程度のクラスで、基本的には先生を見ながら同じポーズをする。

ヨガ教室は初心者の私だが、大半のポーズは動画で見て真似たことがある。その分、少しだけ心理的に余裕があった。

しかし、三角のポーズ(基本的で簡単なヨガのポーズの一つ)をしている時に、先生が言った。

「足首の手は添える程度で体重を掛けないで、天井へ伸ばす反対側の手に意識を集中させて。」

言われた通りに正しいポーズをすると、筋肉の使う場所や伸びる場所が、普段とまるで違っているのが体感出来た。

目から鱗が落ちた。私の場合、同じポーズをしているつもりになっていただけだった。

ふと、以前習っていたピラティスの先生の口癖「正しい姿勢でやらないと効果は半減してしまいます。」を思い出した。

ヨガも、正しいポーズをして初めて最大の効果を得られるはずだ。それを逃してしまう方が残念なことではないか。

人は誰しも、自分のことは客観的に見られない。しかも、自己流の期間が長いと変なクセが付いてしまうものだ。

今まで私が動画を見ながらやっていたヨガは、全てのポーズにおいて基本からズレている可能性が高い。

これからは、正しいポージングを目指して真面目にヨガ教室に通おうと決めた。

もう一つ気付いたことがある。それは、先生や他人の目があることで、普段の自分の身体の限界を超えられることだ。

家では、手を抜いている感覚はないものの適当になりやすい。人の視線を感じることで、普段より頑張れるように思う。

その証拠に、まだ数回しかレッスンを受けていないにも関わらず、身体の可動域も少し広がった。この効果は大きい。

確かに、教室に通う場合には、時間的、金銭的、心理的負担が生じる。動画は、それらの壁を一気に解決してくれる。

しかし、私は、教室に通う大事さをヨガ教室で身をもって知った。それが目標への近道であることは、言うまでもない。

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