ピアノの生徒のNちゃんは、3年前に引っ越しのため当教室を退会しました。
毎回楽しそうにレッスンを受けていて、このまま長く続けてくれそうだなと思っていた矢先の、突然の引っ越しでした。
通える距離ではないため、続けられないのは仕方ないと納得はしましたが、やはり寂しい気持ちになりました。
そして、3年後、戻ってきたからレッスンを受けたい、と連絡がありました。
引っ越し先ではピアノを置けず、ピアノも習っていなかったそうです。
久しぶりの彼女は、私の肩のあたりだった身長が同じ目線になっていました。
教則本も、3年前の続きからスタートです。
Nちゃんは、「あ~、指が思うように動かない!」と言いながら、弾いています。
私は、レッスンの度に、映画の主人公が3年後大きくなったシーンを見ているかのような不思議な感覚にとらわれます。
とはいえ、話すリズム、表情、特徴のある弾き方は同じで、やっぱりNちゃんだ、と思いました。
3年ぶりのレッスンを再開して約半年。最近では、指も自由に動くようになり、強弱も付けられるようになりました。
お母様は、「私もピアノを習っていましたが嫌いでした。でも、娘はレッスンが楽しい、って言っています。」
ピアノを再開する時、他の教室に変える選択肢もあったのに、また選んでくれてありがとう。
そんな気持ちです。
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