英語でグローバル感覚


私は、海外の人達との交流を通じて、色々な違いに気付かされました。

国際交流が進む現在では、グローバル感覚が大事だと言われます。

でも、私達の考え方や日常生活の常識は、日本だけの基準かもしれないのです。

自分の体験のエピソードを例に挙げて、説明します。

  • 目次
  •    ①日本人は変わっている?
  •    ②海外でガッカリしたこと
  •    ③違いを受け入れよう

①日本人は変わっている?


以前、私が外国人宅のパーティーに参加した時のことです。

様々な国籍の人達と会話を楽しんでいたのですが、冬の季節だったので、風邪についての話題になりました。

その時に、「日本人は身体が弱くて心配性の感じがする」という意見が出ました。

理由は、「日本人は風邪を引くとすぐ病院に行くし、予防としてマスクをしている人も多いから」だそうです。

マスクをしない文化なので、冬や花粉症の時期などマスク姿が多い日本の光景は、異様に感じたそうです。※

「風邪を引いた時は熱いシャワーが効く」そうで「病院には行かないのが普通」という人が多かったです。

ついでに、風邪の時に何を食べるか聞いたところ、アメリカ人の1人が「コーラとクラッカー」と答えました。

私が少し驚いていると、「だって塩分も糖分も取れるから点滴と同じ成分でしょ」と堂々と答えていました。

他にも、フランス人の定番の朝食は甘い物で、毎朝ココアにクロワッサンを浸して食べるそうです。

日本のお餅が大好きだと言うので、食べ方を聞いたら、チョコレートを乗せて溶けかけを食べるのだそうです。

それと、身体が大きい人が多いのですが、食べる量がかなり違います。

日頃から、「日本のレストランの食事の量は少な過ぎる!」と言っていた人の夕飯に招待されました。

私の前に、すごいボリュームのパスタが置かれたので、みんなで分けるのだろうと思っていたら一人前でした。

美味しかったのですが、食べても食べても一向に減らず、最後は涙目で頑張りましたが、食べきれませんでした。

私以外の人達はというと、完食でした!

ほんの一例ですが、風邪と食事だけでも、このように基準が大きく違っているのです。

※コロナウィルスの感染拡大の影響で、現在では、欧米でもマスクをする習慣が普通になってきました。

②海外でガッカリしたこと


一方、ガッカリした経験もあります。

飛行機の中で、紙袋に入ったサンドイッチを、客室乗務員が私のテーブルに投げてよこしたのです。

アジア人への差別?と思い、一瞬腹が立ちました。愛想も無く、接客態度も日本の客室乗務員とは大違いです。

でも、物を投げて渡すのは日常生活では割とあるようで、日本人から見ると行動全般が少しガサツです。

また、ある国で現地ガイドさんと話をしていた時のことです。

同世代のガイドさんとの会話も弾み、お腹が空いてきたので、「美味しいお店を教えて」と気軽に聞きました。

すると「情報料は一店舗につき1000円。私に支払ってくれたら教えます」という答えが返ってきたのです!

ビジネス的な会話が始まったことによって、友達感覚の楽しい気持ちが一気に冷めてしまいました。

タダで情報をもらえると思っていた私は、非常識な人間だったのでしょうか?

また、両替所で5千円を現地のお金に両替しようとして渡したら、「NO!1万円オンリー!」と言われました。

えっ?と思ったので「5,000円ではダメな理由を説明して欲しい」と聞いたら、すぐ両替してくれました。(?)

残念なことに、海外では日本人は甘く見られがちです。不利にならないよう自己主張が大事です。

英語は、コミュニケーションツールだけでなく、『不利益から身を守る武器』です。戦う英語も必要です!

別の日にお世話になった運転手さんは、「家の庭にバナナの木があるから」とバナナをくれました。(無料です。)

そのバナナは小さかったけれど(多分モンキーバナナ)、日本で食べるよりもずっと濃厚で美味しいものでした。

彼は、自分の車や家族の話などを楽しそうに話していました。色々な人がいるんだなぁ、と思いました。

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